あらすじ

物語好きの女性・霧島紗弥は、原因不明の進行性筋萎縮症により、二十代で歩く力を失う。 しかし彼女は、家族を守るために“夢の中の神”へ自らの足を差し出した。 父の命、母の命、そして甥の命――紗弥が払った代償は、確かに誰かを救っていた。 家族に見捨てられ、車椅子で小さなアパートに暮らす紗弥。 それでも彼女は、静かにキーボードを叩き続ける。 足がなくても、言葉は歩けるから。 やがて兄は、自分たちの行いと紗弥の“選択”を知り、崩れ落ちる。 紗弥はただ微笑み、赦し、物語を紡ぎ続ける。 犠牲と救済、因果と絆。 静かな奇跡が巡る、優しくて痛い物語。

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小説を読もう2026/08/16
  • 現在の作品因果の絆