あらすじ

ゲルンシュタイン辺境伯令嬢ヒルデガルトには、八年間連れ添った婚約者がいる。 王国騎士団長の息子ランベルト。剣術大会三連覇を誇る、将来有望な剣士だ。 卒業祝賀会の夜も、いつものように仲良く――とはいかなかった。 「だいたい斧は格好悪い」 「ずいぶんありふれた武器ですこと」 些細な武器論争はいつしか大喧嘩へ発展し、勢い余ったランベルトが口にしたのは、まさかの「婚約破棄」。 ならば、どちらが正しいのか決めようではないか。 ヒルダが申し込んだのは、ノルディア王国伝統の正式な決闘だった。 「近接武器なら何でもいい!」 「本当によろしいのですわね?」 そしてヒルダが選んだのは――二本の巨大なバトルアクス。 『ノルディア王国決闘令嬢シリーズ』第三作。 剣を愛する青年と、斧を愛する令嬢。 八年間、言わなくても分かっていると思っていた二人が、一度決められた未来を手放し、改めて自分の意思で相手を選び直すまでのお話。

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小説を読もう2026/08/16
  • 現在の作品婚約破棄ですか? では決闘いたしましょう