あらすじ

冷蔵庫が産声を上げた朝、世界は終わった。 「おぎゃあ」 「おめでとう」 話を合わせただけなのに。 家電が喋り、後悔が自立し、忘れられた記憶は地下四十七階で二十五年間待ち続ける。 顔のない怪物。 忘却保管庫。 焼きそばパンの影。 意味不明な哲学。 理解不能な感動。 全力の中指。 そして蝉。 「ツクツクブァォォッシィ!!!!」 爆笑していたはずなのに鳥肌が立つ。 感動していたはずなのに全部壊される。 壊されたはずなのに最後だけ本気で怖い。 これはホラーなのか。 ギャグなのか。 哲学なのか。 それとも巨大な焼きそばパンの影なのか。 誰にもわからない。 ただ一つだけ確かなことがある。 忘れたと思ったものは、 どこかでずっと待っている。

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エブリスタ
エブリスタ2026/08/15
  • 現在の作品ツクツクブァォォッシィ終末論 ――中指と蝉と、人類最後の置き忘れについて