あらすじ
剣と魔法が存在する異世界――。
魔王によって故郷を奪われた青年、アレン・グランセリアは、魔王を討つため剣を手に取った。
仲間と共に幾多の魔物を斬り伏せ、強敵を乗り越え、彼はついに「魔王討伐の勇者」として名を知られる存在となっていく。
一方――現代日本。
毎日、満員電車に揺られ、上司に怒鳴られ、残業に追われる会社員、佐藤蓮。
「俺の人生って……何のためにあるんだろうな」
そんな疑問を抱えながらも、彼は今日も会社へ向かっていた。
――二人の人生が交わることなど、決してないはずだった。
しかしある日、世界を隔てていた境界に異変が起きる。
異世界に現れる、現代の街。
現代に出現する、異世界の魔物。
そして二つの世界を繋ぐ謎の存在――魔王。
実は魔王が狙っていたのは、異世界だけではなかった。
現代世界をも飲み込み、二つの世界を一つにすることで、すべてを支配しようとしていたのだ。
剣士として魔王と戦うアレン。
そして、会社員として生きながら、異世界の存在に巻き込まれていく蓮。
戦う力を持つ者と、戦う力を持たない者。
英雄と社畜。
異世界と現代。
正反対の人生を歩んできた二人が、やがて一つの運命へと導かれていく。
「お前が剣を握るなら、俺は俺のやり方で戦う」
世界を救うのは、英雄だけじゃない。
剣士と会社員――二人の主人公が、それぞれの世界で戦い、やがて一つの運命に立ち向かう異世界×現代ダブルアクションファンタジー。
――これは、別々の人生を生きていた二人が、世界を救うまでの物語。