あらすじ

怒れば怒るほど、料理が美味くなる。

そんなふざけた理屈で営業を続ける喫茶店――その名も『本能寺』。

名物ホットサンドを焼く熱源は、なんとスタッフたちの【怒り】。

「秀吉、まだ働けますね?」

「働けるかどうかを聞く顔じゃないでしょうがぁぁぁ!」

店長・明智光秀の采配のもと、織田信長、羽柴秀吉、徳川家康ら戦国武将たちは、現代の喫茶店で今日も理不尽な労働に追われていた。

怒れば怒るほど料理は美味くなる。
売上が伸びれば、仕事はさらに増える。
仕事が増えれば、当然みんな怒る。

――なんという完璧な経営サイクル。

しかし、怒りには限界がある。

そして、この店には昔から決まっている。

限界を超えたその先に待っているのは――

「……明智さん。これ、どう考えても燃えますよね?」

「燃えますね」

「ですよねぇぇぇ!?」

戦国武将たちが繰り広げる、狂気と労働と経営の物語。

喫茶店から始まった小さな商売は、やがて組織を、会社を、そして巨大な事業へと膨張していく。

だが、どれだけ時代が変わっても、彼らの結末だけは変わらない。

――結末は、いつも本能寺。

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アルファポリス
アルファポリス2026/08/09
  • 現在の作品喫茶厨房本能寺 ―織田信長、感情のままに喫茶店を運営中―