あらすじ
高校を卒業し、一人暮らしを始めた星野終。
圏外になったスマートフォンを片手に玄関を開けた瞬間、彼の足元から床が消えた。
落ちた先は、巨大な樹の都を抱く異世界・アザレア王国。
終を救ったのは、水色の髪と蒼い瞳を持つ少女、フリシア・アンジュだった。
父を亡くし、領主の座を継ぐことになったフリシア。しかし彼女は、隣領の領主ジギタリスから、三か月後の領地争奪戦を突きつけられてしまう。
剣も魔法も使えない終は、元の世界へ帰る方法を探しながら、フリシアの騎士になることを決意する。
錬金術師、武器職人、元九騎士、そして敵だった姉妹。
それぞれの事情と願いを抱えた仲間たちが集まり、領地を盤上のゲームと見なす男との戦いが始まる。
帰るための扉が開いた時、終が選ぶ世界は――。