あらすじ
俺の担当アイドルは、少しだけ距離が近い。
「プロデューサー、私のこと好きですか?」
「もちろん、大切に思っていますよ」
「……そういう意味じゃないんですけど」
「?」
俺はプロデューサー。
彼女は、俺の担当アイドル。
トップアイドルを目指す彼女を支えて、導いて、夢を叶える。
それが俺の仕事だと思っている。
だから――
「美月さんは、僕の大切な担当アイドルですから」
そう言って、今日も一歩だけ距離を置く。
けれど、美月はそんな俺との距離を少しずつ縮めようとしてくる。
放課後の何気ない会話。
仕事終わりの帰り道。
ステージの裏側。
二人だけの秘密。
そんな日々を重ねるうちに、俺たちの関係は少しずつ変わっていく。
これは、アイドルを夢見る少女と、その隣で彼女を支えるプロデューサー。
そんな二人の、甘くて少しもどかしい青春ラブコメ。
――俺はプロデューサー。彼女は、俺の担当アイドル。それだけのはずだった。
※短編集形式で更新していきます。