あらすじ
マンションから、二メートルほどのヘビが逃げ出したらしい。
とはいえ、修也たちには関係のない話だった。
見かけたこともないし、部屋に入り込んでもいない。
だから、警察官が訪ねてきても何も問題はない。
──修也が、人間の姿をしていないことを除けば。
***
ある日突然、人ならざる“ナニカ”へと姿を変えてしまった修也と、その恋人・梓。
それでも二人は、変わらない日常を過ごしていた。
けれど、ほんの些細なきっかけで、その日常が壊れてしまったとしたら。
幸せだったり、不幸だったり。
正気だったり、狂気だったり。
『君のSAN値はもうゼロだ』から分岐した、二人に訪れるかもしれない結末のひとつ。
──たとえばこんな、終わり方。