あらすじ

魚が見てぇから水族館へ向かった。  涼やかな水槽を想像し、夏のクソ暑い中を歩くと、降り注ぐ日光と照り返しの二面攻撃に大量の汗が迸る。こんなびしょびしょの中で本当に入館してしまっていいのかという恥を意識してしまうがもはや引き返すわけにもいかない。頭痛と吐き気を誤魔化しながら早く、急ぎ、小走る。鮫。海豚。ペンギン……水生生物達が俺を待っているのだ(海豚とペンギンは魚ではないが)。へとへとになりながら歩道を進むと一帯が開けてきた。広場。植えられた木々が風にそよぐ。

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カクヨム
カクヨム2026/08/15
  • 現在の作品魚が見てぇ