あらすじ
「ミシュリー、お前との婚約を破棄する!」
王宮のパーティー会場で、バカ王子から身に覚えのない冤罪を突きつけられた私。
人の頭上に「一日につける嘘の残数」が浮かぶこの世界。
日付が変わって回復したばかりの私の嘘の残数は、たったの「1」──。
周囲の貴族たちが私を悪女と見なして白い目を向ける中、私はうるうると瞳を揺らし、可憐に涙を浮かべて王子へ両手を伸ばした。
「王子⋯⋯ミシュは、王子のことがだーい好きです」
ピカッ。
──私の嘘の残数が「0」になった。
神のシステムが、私の言葉を【大嘘】だと判定した瞬間だった。
「ははは! 数字が減ったぞ!」と勝ち誇るバカ王子たち。
でも、本当の地獄はここからですよ?
残数がゼロになった私は、今日という一日が終わるまでもう二度と嘘をつけない。
つまり、ここから私が口にする言葉は、すべて神が保証した【百パーセントの本音と真実】のみ。
嘘をつけない無敵モードに突入したあざと令嬢ミシュリーが、神の証明付きの「真実」でクズどもを全員まとめて自滅させる、爽快スカッと逆転劇。