あらすじ

三年間、婚約者レオナールの領地で、契約内容に無理や矛盾がないかを確認し、その安全性を保証する「誓印士」として働いてきたセレナ。ところがその仕事を「細かすぎる」と馬鹿にされ、大勢の前で婚約を破棄されてしまう。 婚約者だからと無報酬で働いてきたセレナだったが、もう彼のために責任を負う理由はない。「今まで通り印を押せ」と言うレオナールを拒み、領地の契約保証からもきっぱり手を引く。 そんな彼女に正式な報酬を提示して仕事を依頼したのは、かつて交渉相手だったローディス辺境伯アルノーだった。セレナの慎重さを欠点ではなく才能として認め、意見が違っても対等に扱う彼と働くうち、セレナは少しずつ自分の仕事と居場所に自信を取り戻していく。 一方レオナールは、セレナの警告を軽視したまま、農業に使える水の量、売る穀物の量、それを運ぶ馬車の契約を別々に変更。その結果、「売る約束をした穀物が用意できない」「運ぶ手段も足りない」という問題が一気に表面化する。 そこでようやく、彼はセレナが三年間何をしていたのかを思い知ることになる。

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小説を読もう2026/08/15
  • 現在の作品婚約破棄された誓印士ですが、あなたの領地の契約保証は本日で終了です ~「融通の利かない書類女」と捨てられた私を、辺境伯は対等な共同者として望んでくれました~