あらすじ
38歳、シングルマザー、職業は看護師。
小学五年生の双子を育てる江藤亜矢は、スマートフォンに『十七歳の私へ』という文章を投稿した。
次の瞬間、そこは異世界だった。
しかも姿は17歳。
攻撃魔法、防御魔法、治癒魔法、転移、時間停止、収納空間、探索。
おまけに神剣エクスカリバーと魔剣グラムの二刀流。
とんでもない力を手に入れた亜矢だったが、彼女には世界征服も英雄になる気もない。
なぜなら――夕飯を作らなければならないからだ。
異世界と現実世界の時間は同じように進む。
怪物を倒しても、負傷者を助けても、家に帰れば買い物、夕飯、宿題、風呂、洗濯、翌日の準備が待っている。
強敵との戦いより帰宅時間が気になる、38歳の母親による異世界往復ファンタジーコメディ。