あらすじ

【チュートリアルが始まりました。この世界で生き残って下さい】 青いウインドウにそんな文字が表示され、辺りを見渡せば荒野だらけ。 ゲームが趣味の平凡の高校生である時崎(ときさき) 時雨(しぐれ)は、ダークファンタズマというゲームのチュートリアルのエリアで剣を片手に立っていた。 ダークファンタズマとはチュートリアルの突破率ですら40%ほどしかない、いわゆる『死にゲー』である。 だけど、俺はこの死にゲーを愛していた。 最初から解放されているファイターのジョブの熟練度を100%にすると、新しいジョブが解放される。 そして目の前の敵を倒すと、熟練度が入る。 「スケルトンを1体倒して0.05%か。つまり、ファイターの熟練度を100%にするためには……」   あと、2000体もスケルトンを倒さないといけない。 「——こんなじゃ、もの足りないわ」 鬼畜の仕様だろうが、ひたすらにスケルトンを倒しまくる。 するとジョブの熟練度が上がる。 ただただ、その繰り返し。 「さて、これでウォーミングアップは終了だな」 1000体倒そうが、2000体倒そうが、俺は満足しない。 モンスターを倒しまくって、新しいジョブを解放していくのが快感だから。 しかし、この世界ではジョブは一つしか持たないのが常識だが……どうやら俺だけが強いジョブを解放できるみたいだとに気づく。 【それではここから、本当のチュートリアルです。貴方が魔王を倒す存在になることを心からお祈りしています】 そうして、俺の死にゲー攻略が幕を開けるのであった。

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カクヨム
カクヨム2026/08/15
  • 現在の作品死にゲーの世界に送り込まれた俺、なぜかスケルトン100万体倒しただけで最強になる