あらすじ
「ずっと、貴方にお会いしたかった――どうか私の、生涯の伴侶になっていただけますか」
騎士として生き、傷だらけになった侯爵令嬢、ジュリエット。
彼女に跪き、求婚してきたのは――かつて戦場で命を救った、隣国の王子アーサーだった。
侯爵令嬢ジュリエットは、騎士として生きる自分を誇りながらも、自分は女性らしくないと思い込み、結婚など縁のないものだと諦めていた。
そんなある日、夜会で再会した隣国の王子アーサーにいきなり求婚される。
ジュリエットに救われた日から、彼女を想い続けたアーサー。
しかしジュリエットは、「自分は騎士として助けただけ」と、戸惑ってしまう。
アーサーは、そんなジュリエットに惜しみなく愛の言葉を注ぎ続ける。
「私は、貴方が貴方だから、好きになったのです」
「我が愛しの流星の君」
「たとえ千年かかっても、ジュリエットのことを待ちます」
傷跡も、武人として生きてきた誇りも、誰よりも美しいと言ってくれるアーサー。
ジュリエットはやがて、アーサーの心に応えたいと思い始める。