あらすじ
「現役AIアイドルがスーパー戦隊に出演する」というコンセプトを持ちながらも、未完成ゆえに活動危機の底にいた「煌坂★パステリズム(煌戦隊★キラリンジャー)」。彼女たちの身柄は、「ステラプリズム」のプロデューサー・月城玲奈のもとへ「修行生」として預けられることになった。
だが、待っていたのは救済ではなく、地獄の育成プログラム。
初日の朝六時前。冷たい空気の中で突きつけられたのは、月城玲奈の冷徹な宣告だった。間髪入れずに始まる雷咲ひかりのスパルタトレーニング。限界を超えた運動量に崩れ落ちる咲、美咲あきが示す容赦ないデータ、そして火ノ宮紅葉から叩きつけられる「何のためにここにいる」という覚悟の問い。
「魅せること」と「命を守る戦隊であること」のギャップに打ちのめされながらも、レッドの煌坂茜は「両方完璧にやってみせる」と叫び、紅葉の竹刀を素手で受け止める。
泥と汗に塗れた過酷な初日を終え、月城玲奈から渡された一杯の温かいお茶。
「折れなかった」という一点だけを認められた五人は、ステラプリズムの背中を追いかけるのではなく、自分たちだけの『煌めき』で立つことを誓う。
自分たちの足で未来を掴むための、不器用で熱い修行の日々が幕を開ける。