あらすじ

伝奇鬱ゲー『黄昏ノ禍祓』の世界に転生した雨宮朔。 しかし彼は原作には名前すら存在しないただのモブだった。 朔が救いたいのは、最推しの負けヒロイン・白峰冬花。 十七歳の冬、世界を救うため自らを犠牲にし、原作のどのルートでも未来を失う少女だ。 未来を知っているなら今度こそ救える。 そう思っていた朔だったが、三歳で判明した霊脈適性は最低の九等級。 普通の陰陽師なら一秒もかからず使える基礎符一枚に、朔は四十秒を必要とした。 それでも諦めない。 一秒で撃てないなら、四十秒を前の日に払えばいい。 強い術が使えないなら、弱い術を組み合わせればいい。 才能がないなら、時間と知識と準備で埋めればいい。 誰でも知っている基礎術。 誰も主戦法にはしない古い技術。 禍の性質、道具、地形、そして時間。 使えるものをすべて手札に変えて、最低ランクのモブは最強の攻略者を目指す。 これは、天才たちですら受け入れるしかなかった 「彼女を犠牲にすれば世界は救われる」 という正解そのものを、才能のない少年がひっくり返す物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/15
  • 現在の作品伝奇鬱ゲーの才能のないモブに転生したけど、推しの負けヒロインを救うために努力して最強を目指します