あらすじ
あらすじ
愛知県犬山市の県立・犬山北高校に新設された舞台芸術部。顧問を務めるのは、かつて東京で人気アイドルグループのメンバーとして活動し、芸能界を引退した音楽教師・益田塔子。
歌うことが怖くなった少女、ダンスに夢を懸ける少年、脚本家を目指す文学少年、バレエを諦めた少女、舞台を光で彩ることに魅せられた少年――それぞれが悩みや挫折を抱えながらも、一つの舞台を創り上げるために集まる。
ライバルとの出会い、恩師や仲間との絆、そして塔子自身が過去と向き合う中で迎えた初めての文化祭公演。スポットライトの先で彼らが見つけたのは、夢だけではなく、自分らしく生きる勇気だった。
笑いあり、涙あり、音楽あり。青春のすべてを詰め込んだ、舞台芸術部の成長物語。
登場人物リスト
益田 塔子(ますだ・とうこ)〈29〉
犬山北高校音楽教師・舞台芸術部顧問。 元人気アイドルグループ「ルミナス・ガールズ」のメンバー。芸能界を引退後、教師となり、生徒たちとともに新しい舞台を築いていく。
水瀬 結衣(みなせ・ゆい)〈1年〉
舞台芸術部員。 中学時代の失敗が原因で人前で歌えなくなっていたが、塔子や仲間との出会いで再び歌う勇気を取り戻す。部のボーカル的存在。
大野 隼人(おおの・はやと)〈2年〉
舞台芸術部員。 独学でダンスを続けてきた明るいムードメーカー。技術だけでなく、心で踊ることの意味を学び、大きく成長する。
神谷 悠真(かみや・ゆうま)〈2年〉
舞台芸術部員。 脚本家志望の文学少年。人前に立つのは苦手だが、繊細な感性で部のオリジナル作品を書き上げる。
白石 玲奈(しらいし・れいな)〈3年〉
舞台芸術部員。 元クラシックバレエの実力者。怪我で夢を諦めた過去を持つが、振付や演出を通じて再び舞台への情熱を取り戻す。
安藤 蒼(あんどう・あおい)〈1年〉
舞台芸術部員。 照明や音響に強い興味を持つ裏方担当。舞台を「光」で演出する才能を発揮し、公演を支える重要な存在となる。
黒川 慎之介(くろかわ・しんのすけ)〈3年〉
演劇部部長。 舞台芸術部のライバルとして登場するが、互いの実力を認め合い、文化祭では最高の舞台を目指す良き仲間となる。
朝倉 蓮(あさくら・れん)〈3年〉
生徒会長。 公平な立場から文化祭の公開オーディションを実施。舞台芸術部の実力を認め、文化祭出演を決定する。
星野 美咲(ほしの・みさき)
国民的人気アイドル。 塔子の元グループメンバーであり、かつてのセンター。文化祭をきっかけに塔子と十年ぶりの再会を果たし、自身も歌う意味を見つめ直していく。