あらすじ
1. 主要キャラクター
高校/キャラクター/学年・立場/役割・信条
私立観世音学院高等部
世 阿弥(ぜ あみ) 高校1年(主人公) 若き天才。「花」「無常」「昇華」を武器に、移ろいゆく美を具現化。今世の使命は時空間を越えた花を咲かせること。前世にやり残しはない
観 阿弥(かん あみ) 高校2年(バトルかるた部長) 世 阿弥への戦術・思想的助言役。「幽玄の花は移ろいゆくもの」。第1話では司祭を務め、観音の聖域バトルフィールドを設定。お題とワザの適合性の判定は司祭である観 阿弥に属する。昨年、部員1名のバトルかるた部で、全国ベスト8である。観 阿弥以外は優勝を含め全員が、府立小倉山紅葉高校
今春禅竹 金春禅竹の転生者。前世で世阿弥元清から奥義を授かった娘婿。
音 阿弥(おん あみ) 中学3年(第一期時点)・世 阿弥の従妹 第一期第12話ラストで登場(余韻として存置)。本格登場は第三期。世 阿弥とは対立関係。「継承の美」=花は継がれることで永遠になる
※観 阿弥・世 阿弥・音 阿弥は従姉妹同士であり、全員女子
※転生体は世 阿弥/観 阿弥/音 阿弥、前世は世阿弥元清/観阿弥清次/音阿弥と表記する
釈先生(折口信夫) 顧問 貴種流離(第一期第4話Aパート)・御霊信仰(第二期第2話)を授与。第一期第2話時点は出張中で不在、第4話で帰還
岡先生(岡潔・数学) 世 阿弥の担任 大毘盧遮那仏を授与(第一期第2話)。コスモユグドラシルは第一期最終または第二期冒頭で授与
西田先生(西田幾多郎・社会) 観 阿弥の担任 絶対矛盾的自己同一を保有。第一期では誰にも渡さない(第一期第5話Aパートでは思想のみを説く)。第二期冒頭、全国優勝記念として世 阿弥へ渡す
国立高天原高校
平岡公威(三島由紀夫) 1年生(ライバル) 死の様式として美を固定・永遠化。バトルかるた部は非公認で、平岡一人で活動。古典研究会に籍を置く(部員2名のうちの1名)。非公認の部には部室がないため、古典研究会の部室を正規に使用している。ただし全国大会受付名簿の所属部活欄には「なし」と記入する
近衛理一郎 2年生 古典研究会部長。部員2名は近衛と平岡公威。内申書対策の名目上の所属。ほとんど部に来ない
正岡子規 3年生 藤原定家を全否定。元古典研究会メンバーで、現在は引退している。隠れバトルかるた部であり、公認・非公認のいずれの枠にも属さず単独でバトルかるたを続けている。第一期第12話の観客席に登場(存置確定)。第二期以降の主要な対戦相手 ※第1〜5話には登場せず
府立小倉山紅葉高校
権中納言定家(藤原定家) 3年生 絶対王者・主将。新古今四天王。第一期では謹慎中。顧問の後鳥羽院を煙比べと批判
佐藤義清(西行法師) 3年生 新古今四天王。言葉が世界そのものになる
式子内親王 新古今四天王 定家への執念と幽玄が矛盾したまま共存。絶対矛盾的自己同一を体現
鎌倉右大臣 新古今四天王 前世で西行を深く敬愛
後鳥羽院 バトルかるた部顧問
部員数100名 教職員も部員である。生徒と教職員を合わせて100名であり、公称する歌人百名と一致する
フリースクール江戸崎学園
天海 学園長
松尾芭蕉
与謝蕪村
※第二期以降、明治以降の歌人は国立高天原高校に所属する
3. 美の哲学・対立軸
派閥/校訓/美学の名称/核心思想/キーワード
私立観世音学院高等部 幽玄 移ろいゆく幽玄 無常の中でこそ美は輝く。花は散るから美しい。老い・執念も時間とともに昇華・供養される 無常、移ろい、幽玄、花、昇華、供養
国立高天原高校 国家の基盤となれ 固定された極致 美の極致は固定と様式にある。死・崩壊・怨念すら完璧に様式化すれば永遠。変化は醜悪 固定、様式、死の美学、永遠、凍結
府立小倉山紅葉高校 和風の完成 完成された形式美 美とは、選び抜かれた言葉と構成によって到達される普遍的完成である。 洗練、伝統、完成、格調、教養
2. バトルシステム
項目/内容
勝利条件 初期ライフ100→0 で勝敗
競技体系 知の道・武の道の二極、および幽玄
お題の選定 原則として、双方が舞える演目から選ぶ(第1話「題は、双方が舞える演目からしか選ばぬ」)。重なる題である限り、盤に不公平はないとする(第2話Bパート)。例外として、片方だけが舞える演目を出す場合があり、その際は舞える者が裁かれる側に回る(第4話Aパート「本日は、重ならぬ題を出す」)
司祭・判定 部内戦は部員が司祭を務める(第1話・第2話Bパート・第4話Aパートとも観 阿弥)。司祭は聖域バトルフィールドの展開と試合の審判を行う。装備は黄金色のストラ(首から垂らす細長い帯状の祭服)と、スマホサイズの聖域ジェネレータ。読者への出典明示は不要。判定宣言は毎回入れず、必要に応じて入れる
全国大会・司祭団 大会委員長は安倍仲麿(7番)。司祭団は三名合議制で二班に分ける。A班=近江派(天智天皇1番・主司祭/柿本人麻呂3番/猿丸大夫5番)、B班=飛鳥派(持統天皇2番・主司祭/山部赤人4番/中納言家持6番)。世 阿弥の側をB班、観 阿弥の側をA班が担当し、準決勝以降は両班合同で大会委員長が立ち会う
召喚形態 人物召喚、概念具現、領域展開
主な能力効果 ・継続効果 ・無効化 ・反転 ・増幅 ・直接攻撃(ライフ減少) ・状態異常 ・補助/支援カードの封じ ・防御貫通 ・境界遮断 ・時間逆転
憂国の仕様 発動直前のライフを削って繰り出す大技。削った差分がそのまま威力となり、削る量は覚悟の量を意味する。完全版は発動直前のライフを残1まで削るため、威力は「発動直前のライフ-1」であり、常に99とは限らない
カード化基準 判断基準は出典の種別ではなく、読者に伝わるかどうか。読者が意味を取れないカードは用いない。謡曲を出典とする場合も、語そのものから意味が取れるものは可(例:恋重荷)。奥義カードはこの基準を受けない(憂国、風姿花伝等)
バトルフィールド 司祭が聖域ジェネレータを用いて合図すると展開する。展開した場を聖域バトルフィールドと呼ぶ。展開場所は部室、国立高天原高校・古典研究会部室、近江大津宮(予選)、飛鳥浄御原宮(本戦)、