あらすじ

伯爵令嬢マギーは、母を亡くした後も父と二人の兄とともに穏やかに暮らしていた。 だが、後妻オードリーが迎えられ、さらに子爵家の庶子ロズリーが屋敷に引き取られてから、少しずつ何かが変わっていく。 「ロズリーは可哀想なのだから」 「マギーには、ほかにもあるのだから」 そう言われるたび、マギーの場所は屋敷の中から削られていった。 父は見ていない。長兄ウィリアムはロズリーを庇うばかり。 このままでは家族を憎んでしまう。 そう思ったマギーは、王都の大学にいる次兄サミュエルを頼って屋敷を出る。 が、王都でサミュエルとその友人ルーカスの助けを借りて調べ始めると、ロズリーが伯爵家へ来た理由も、子爵家を襲った事故も、ただの偶然ではなかったことが見えてくる。 ロズリーは本当に何も知らなかったのか。 オードリーはなぜ、娘を伯爵家へ入れようとしたのか。 そして、マギーから奪われたものは、本当に「少し譲れば済むもの」だったのか。 奪われた居場所と母の形見を取り戻すため、マギーはもう一度、自分の言葉で向き合うことにする。

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小説を読もう2026/08/15
  • 現在の作品母の形見を奪われたので、家を出ます~奪った庶子は、義母の娘でした