あらすじ
イェレムは衛兵の息子として生まれた。父からは家業だからと、継ぐよう言われたが、どうも納得できずにいた。不服とはいえ、既定路線になっていた衛兵の任に就く日まで、のらりくらりと日々を過ごしていたイェレムだったが、そんな彼の元に国王政府から「この度貴殿には、我が国の偉大な計画に参画していただきます。これは国王命令です。拒否された場合、国王権限法に従い処罰対象となりますので悪しからず」と記された手紙が届いた。手紙には、他に日付が記されており、その日に王政殿へ来いとあった。そして、イェレムが王政殿で受けた命令それは「危険な兵器の運搬」であった。彼にはそれ以上のことが伝えられるることはなく、即日出発することに。だが、この「運搬」の仕事はイェレムを思いもよらない、大きな渦に引き摺り込むこととなるのだった。