あらすじ

波乱の社交界デビューから始まる、ロマンスと緊迫のミステリー! 甘い恋の裏で次々と襲いかかる、暗殺、横領、そして不気味な子供の影。 頑なにセラを遠ざけ続けた父の不器用で深い「本当の愛」。 低魔力の女性の「宿命」とは――。 【詳しいあらすじ】 なぜか父から遠ざけられ、神殿での慈善活動以外は外出を禁じられて生きてきた、北部公爵家の公女セラ。 ある日、ガーデンパーティーへの同行を許される。 初めてのきらびやかな社交界に眩暈を覚えたその時、セラの前に現れたのは、ペリドットの瞳を持つ美しい男爵――ヨハン・アナセン男爵だった。 セラに浴びせられそうになった赤ワインをその身で庇い、優しく微笑むヨハン。 公爵家を蝕む不正を暴き、財政を立て直すことと引き換えに、セラを妻に欲しいと願う。 彼の高潔な行動にセラの心は動かされていく。 だが、この運命的な出会いは、すべてヨハンの「目論見」。 幼い頃にセラと交わした淡い約束を守るため、十年もの間、彼女に見合うだけの財を成し、何とか近づこうと計画してきたのだった。 けれど、腹黒いヨハンも、純粋無垢なセラの前ではたじたじに。 17歳の夏の日に起きた事件が、のちにアルフソン王国の存亡の危機につながるとは、誰も知る由もなかった――。 ――――以下、今後のネタバレ・構成案を含みます―――― 『アルフソン王国シリーズ』の第一弾。 コンテストに応募中の「幽閉されていた「呪われた娘」ですが、逃げ出したら、なぜか皆、幸せになっていきます」を完結編とし、整合性を合わせるために書いた番外編です。 (他にライム・ストラ(ストラ公国の末裔)、トールステン・ルーツァー(ルーツァー帝国の末裔)の物語があり、全て「傷の男」が黒幕として動いています。 本作では、 ・低魔力の知られざる宿命。 ・無器用な父と娘のすれ違い。 ・財は築けたが、大切な家族や友人を無くしたヨハンのセラへの執着愛。 ・そして、欲に溺れていく者たちと、領民を第一に思うソーヴァード兄妹を描いています。 暗くなりがちな部分は、キャラ同士の掛け合いやセラの天然で補っています。 恋愛だけではなく、サスペンス・ミステリーを絡めて、強欲だった者たちへの断罪をお届けします。 本作の主なキャラクターは、22年後を描いた完結編、「幽閉されていた「呪われた娘」ですが、逃げ出したら、なぜか皆、幸せになっていきます」にも登場します。 登場人物の行動起因を深く知ることができる作品となっております。 〇キャラクターのイメージイラストを作成しております。 参考になりましたら幸いです。 【投稿ノートURL】 セラ https://kakuyomu.jp/users/tae_natuo/news/2912051606262374231 ヨハン https://kakuyomu.jp/users/tae_natuo/news/2912051606262404100 〇画面の構図、コマ割り、ちびキャラや背景を用いた演出、ビジュアル的な表現方法につきましては、作画者様のセンス、作画コストを最優先に、自由にのびのびとアレンジして描いていただきたいと考えております。 【設定・世界観補足】 〇世界観・技術水準 時代イメージ:18世紀頃のヨーロッパ(街並み、服装、技術など) 成人は18歳。 〇背景について 登場する舞台は各話のト書きに記載していますが、背景の使い回しや省略が効きやすいよう配慮して構成しています。 〇服装 ファンタジーなので、18世紀ヨーロッパを元に、作画担当者様の好みと手間を考えつつ、変更していただいて良いです。 〇気候・風土 北部公爵領は、北欧をベースにした寒冷な気候、植物、特産物を持っています。 〇魔石技術と暮らし 住民のほとんどが水・光・火・土・風のいずれかの魔法を使える世界。 魔石を用いた各種技術(水道、給湯、冷風機、ストーブ、魔石ランプなど)が普及しており、比較的快適な暮らしが確立されています。 ※個人の持つ魔法属性によって、瞳や髪の色が決まります。 〇魔物も存在しますが、本作においては名前が出る程度の脅威として扱われています。 〇暴力的(戦闘)描写については、五話以降の完結直前で多少あります。タグをつけるほどではありません。 〇性的描写はありません。 【5話までの登場人物】 [主人公] ・セラ・ソーヴァード) 17歳 【外見】 髪の色 水色 瞳の色 琥珀 水の公爵家の公女。ハロルドの妹。 純粋無垢で心優しく、凛とした芯の強さを持つ少女。かつて瘴気中毒で生死をさまよい、幼少期の記憶を一部失った。 魔力量が極めて低く、魔法が使えない。 父や兄から過保護に守られて育つ。 領民思いで思慮深い。 様々な事件を経て、成長していく。 ・ヨハン・アナセン 23歳 【外見】 髪の色 茶色 瞳の色 ペリドット 若くして事業を大成功させた敏腕実業家。 一見すると穏やかで誠実な紳士だが、その裏にはセラに対する並々ならぬ執着と甘い独占欲を秘めた策士 上級神官並みの「光の回復魔法」と「土」魔法を操る。 幼い頃にセラからかけられた言葉と約束を胸に、10年間ひたむきに努力し成り上がってきた。 ・ハロルド・ソーヴァード 20歳 【外見】 髪の色 シルバーブルー 目の色 サファイヤ 妹のセラを何よりも大切に思っている過保護で頼もしい兄。 ヨハンとは幼少期からの旧友で良き理解者。 武力や魔力に長け、厳しい情勢の中でも冷静に判断を下す。 ・アーサー・ソーヴァード 39歳 【外見】 髪の色 シルバーブルー 目の色 サファイヤ アルフソン王国 水の公爵。 厳格で不愛想に見えるが、実はセラを誰よりも溺愛している。 かつて自分にまとわりついていた「瘴気」でセラを危険に晒してしまった過去から、娘を守るために距離を置いていた。 亡き妻カタリナを深く愛し続けている。 ・カタリナ・ソーヴァード(故人) 【外見】 髪の色 水色 目の色 茶色 アーサーの妻、セラとハロルドの母。 低魔力でありながら、夫への深い愛から命を懸けてセラを出産し息を引き取った。 肖像画に残る美しい女性で、セラにとってずっと憧れの存在。 ・ティル 5歳 【外見】 髪の色 茶色 瞳の色 水色 ヨハンの親友の子供。 ・ジェーン 25歳 【外見】 髪の色 薄緑 瞳の色 茶色 セラの侍女。セラ7歳の時から仕えている。明るく元気で、セラの良き話し相手。 ・マルグリッド・ダール[悪役令嬢] 19歳 【外見】 髪の色 オレンジ 目の色 水色 ヴァルデンフェルド伯爵の姪。 父は公爵家の討伐騎士。 母を早くに無くし、令嬢としての教育を受けていない。 魔力量が少ない。 本当は従兄のイヴァル・ヴァルデンフェルドが好き。 ヴァルデンフェルド伯爵夫人にカリスト・アグネグドと結婚するように言われている。 ・傷の少年(リコリス)[宿敵・黒幕]15歳 [外見] 髪の色 黒 目の色 黒 ※左頬にみにくい傷。普段は身を隠すようにフードを被り、マントに身を包んでいる。 [概要] 帝国の前々皇帝に、生まれ育った村を全滅させられている過去を持つ。傷はその時のもの。 皇帝への復讐のため、資金を集めている。 彼にとって大人は駒でしかない。 謎の術を使うことができる。 ・宰相[黒幕] 48歳 【外見】 髪の色 青 目の色 薄緑 公爵家の財政や殉職騎士の補償金を裏で横領していた黒幕。 ヴァルデンフェルド伯爵夫人の伯父。 彼女と結託し、不正を隠蔽しようと企むが、ヨハンやハロルド達によって悪事を暴かれ逮捕・失脚する ・ヴァルデンフェルド伯爵夫人 【外見】 髪の色 薄緑 目の色 水色 宰相の姪 / ヴァルデンフェルド伯爵の後妻。 成金趣味で派手好き。 横領した資金で月に何度も豪華なパーティーを開いている。 裏で不正を主導していたが、事件発覚後に捕縛される。

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カクヨム2026/08/14
  • 現在の作品【漫画原作脚本】孤独な公女と、沈黙を貫いた公爵の真実 ~本当は過保護な父と、執着強めの男爵に守られてました~