あらすじ

千年前、《戦士の賢者》が興した名門レイヴェルト家。 その嫡男として生まれたアーサーは、始祖と同じ名を与えられ、幼い頃から剣を振り続けてきた。 誰もが将来有望な戦闘職を授かると信じていた。 十五歳の職業判定の日。 彼に与えられた職業は――《錬金術師》。 戦闘には向かず、素材と金ばかりかかる不人気職。 父は落胆し、周囲からは笑われ、家督まで弟へ譲ることになる。 しかし、その瞬間。 アーサーは前世の記憶を取り戻した。 この世界は、前世で何千時間も遊び尽くしたゲームとよく似ている。 そしてアーサーは知っていた。 《錬金術師》は弱くない。 ただ、あまりにも扱いにくいだけだ。 素材の品質、属性、潜在性。 そして、無数の可能性を秘めた《自由調合》。 ゲームのサービス終了まで、誰にもその全てを解明できなかった錬金術を前に、アーサーは名門貴族としての道を捨て、冒険者になることを決める。 これは、剣の才能を期待されながら《錬金術師》になった少年が、 誰も知らない素材を集め、 誰も知らない調合を試し、 やがてゲームですら到達できなかった錬金術の果てを目指す物語。 「――さて、何から作ろうか」

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小説を読もう2026/08/14
  • 現在の作品外れ職《錬金術師》だったので、世界の果てまで錬成する