あらすじ
八木原勇吾、26歳。
都内の本社で営業職として働いていたが、ある日突然、香川県丸亀市にある地方支社の「管理課」へ異動を命じられる。
スーツが当たり前だった日々から一転、待っていたのは――
草刈り、トイレ修理、社用車の管理に、地域のソフトボール大会への強制参加!?
まるで“会社版サバイバル実習”のような業務に、戸惑いと汗と情けなさが止まらない!
「俺、いったい何しにここへ来たんだ……?」
最初は逃げ腰だった八木原。
だが、口の悪い課長・藤巻や、地元出身の明るい経理・大島、
どこか訳ありな同僚たちと接していくうちに、
“数字では測れない仕事の意味”や“誰かを支える働き方”を少しずつ知っていく。
この町の風、この会社の空気、この管理課の雑務――
その全部が、何もできなかった自分に「役割」を与えてくれる。
これは、「働くとはなにか」を見失った若者が、
汗と泥と味噌汁で、もう一度「社会人」を始めなおす物語。