あらすじ
「ひどく不安定になる瞬間があるんだ」
放課後、夕焼けに染まる教室でそう問いかけられた日から、相葉夏月の日常は少しずつ歪み始める。
何気なく過ごしていたはずの毎日。
けれど、同級生・中原翼の言葉と存在は、夏月の内側にある“何か”を静かに侵していく。
生きる意味も、理由も分からないまま崩れていく思考。
狂気に触れた先で、夏月が選んだものとは――。
これは、ひとつの出会いによって変わってしまった二人の少年が、
「生きる」ということに向き合う物語。
※高校生の頃に書いた作品を、当時の世界観や文章をできるだけ残しながら、加筆・再構成しました。