あらすじ

未来で起きる事故の“遺品”が、事故の数日前に届く世界。 焼け焦げた非常ベル。 血のついたヘルメット。 壊れた腕時計。 そしてそこには、まだ起きていない事故の日付と死亡者数が刻まれている。 未来災害資料館で働く主任学芸員・榊零司は、新人の朝比奈紬とともに、十一日後に四十二人が死ぬと示された高校火災の回避に挑む。 未来の証拠があるなら、事故は防げる。 そう思っていた。 だが、一つの未来を消したことで、新しい“遺品”が届く。 そこに刻まれていた所有者の名前は――榊零司。 未来は答えではない。 事故をなくすことが、必ずしも人を救うことでもない。 「未来を知った人間は、何を選ぶべきなのか」 まだ起きていない事故と向き合う、近未来SF×災害ミステリー。

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カクヨム
カクヨム2026/08/14
  • 現在の作品まだ起きてない事故の博物館