あらすじ
亡くなった者の魂を宿し、人に仕える「魂人形」。
彼らは不要になれば魂を抜かれ、廃棄される運命にあった。
生命情報管理局の局員である規堂翠【きどうすい】は、ただ端末の指示に従って壊れた人形たちを処理する日々を送っていた。
翠の前に現れたアリスは人形に心があると信じ、翠のやり方に真っ向から反発する。
だが彼女は、魂人形でありながら魂の転写記録を持たない前代未聞の人形だった。
〈登場人物〉
規堂 翠【きどうすい】
生命情報管理局に所属する魔法使い。
魂人形から魂を回収する任務を担当しており、冷静かつ合理的な判断を徹底している。
幼い頃、父親の魂を転写された人形と出会った過去を持つ。
形代アリス【かたしろありす】
魂転写記録が存在しない、謎の魂人形
影森家に引き取られ、現在は家族の一員として暮らしている。
料理や掃除、介護など家事全般をこなし、周囲の小さな変化にもすぐ気づく優しい性格の持ち主。