あらすじ
「死ねない体に改造された勇者の、最速ドタバタ受難劇!」
【あらすじ】
勇者に選ばれた平凡な青年アルトを待っていたのは、骨を折りながら治す聖女、致死量手前の薬を飲ませる薬師、全身にアーティファクトを装着しようとする錬金術師——三人の残念美少女たちによる「善意100%の物理的暴力」だった。全員が超一流の実力者で、全員が本気でアルトを愛している。そして全ては、完璧な微笑みを絶やさないギルド受付嬢ミラベルの手のひらの上。防御力99999、尊厳はゼロ。世界一死ににくい勇者の、世界一みじめな冒険が始まる。
【登場人物】
■ アルト・レイス(勇者/被害者)
真面目で正義感があるが、現在は生存本能が最優先。世界一死ににくいが、世界一尊厳が死んでいる勇者。
■ セレスティア・フォン・ルミナス(聖女)
金髪碧眼の完璧な美貌を持つ筆頭聖女。傷がないアルトに「予防」で広域蘇生魔法をかける信仰心重すぎるヤンデレ。
■ フラム・アルケイク(薬師)
整った顔立ちに壊滅的なクマ。「致死量の手前で止めてあります」が口癖のマッドサイエンティスト系美少女。
■ リプレ・ガジェット(錬金術師)
絵本から飛び出したような愛らしさ。「つけていいっすか」と言いながら気づいたらアーティファクトを装着している守銭奴。
■ ヒルダ・ローゼンクロイツ(聖騎士)
凜とした長身の美女。「傷つく前に隔離する」という思想でアルトを箱に入れようとする過保護の権化。
■ ミラベル・ヴァレンタイン(ギルド受付嬢/黒幕)
完璧な笑顔と知的な眼鏡。三百年前から全てを設計し、手帳通りに世界を動かす、何者かわからない何か。
■ ノワール&ブラン(双子メイド)
無口で無表情の黒(物理拘束担当)と、毒舌丁寧語の白(諜報担当)。ミラベルの手足にして、地獄の交通整理役。
■ ゴードン(不遇の戦士)
傷だらけで豪快、涙もろい元傭兵。薬草一枚もらえないのに干し肉で傷口を塞いで生き続けるアルトの唯一の友。