あらすじ
創世の双子神と、戦いを愛した武神。
その神話を信じ、教会で育った青年エリアスは、魔族を人類の敵として疑うことなく生きてきた。だが、ある討伐任務をきっかけに、教えられてきた「正しさ」に小さな違和感を抱き始める。
一方、魔族領では、運び屋の青年カイが裏社会を渡り歩いていた。密輸も危険な仕事も請け負う彼のもとへ、ある日、キナ臭い依頼が舞い込む。
人間界では教会と王国が、魔族領では組織や商人たちが、それぞれの思惑を抱えて動き始める。やがて一つの戦争は国境を越え、世界そのものを巻き込んでいく。
長い年月の中で変わっていった世界と、変わることのできなかった神々。これは、正しさと悪、光と闇に分けられてきた世界で、二人の青年が自分たちの答えを探す物語。
物語は完結まで構想済み、全十九章予定。