あらすじ

イタリア半島の都ラヴェンナ。東ゴート王国の王宮に、偉王テオドリックの死を告げる鐘が鳴る。王座を継いだのはまだ八歳の孫アタラリック。その傍らで国政を預かるのは、彼の母アマラスンタであった。 ゴートの血と王家の誇りを負って育った彼女は、父が築いた秩序を守り通すことを自らの務めと定める。 アマラスンタが頼みにするのは、力ではなく知であり、情ではなく法であった。だが剣と武勲を誇りとする戦士たちにとって、そのやり方は必ずしも強さとは映らぬ。息子を守ろうとする母の思いと、国を守ろうとする摂政の判断。その二つが次第に周囲とのあいだに深い溝を生んでいく。 東ゴート王国と東ローマ帝国、ローマ法とゴートの慣習、母としての情と王家の後継を守る責任。揺らぎ始めた均衡の中、アマラスンタは孤独な戦いを続ける。その選択がやがて海を越えた都と戦場を動かし、イタリアの行く末を決めることになるとは知らぬままに。 ※本作は史実を基にしつつも、創作上の改変を含む。 * * * 毎週月曜日・金曜日の15時に更新します。 全20話。執筆は終えており、最終話まで予約投稿も完了しております。 小説家になろうにも投稿しております。 ※文章および画像の転載・二次利用はご遠慮ください。 NOTICE:Please refrain from reproducing or reusing any text or images posted here.

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カクヨム2026/08/14
  • 現在の作品プロコピオス戦記 ― 孤進女王 アマラスンタ ―