あらすじ

週末の朝、小学3年生の長男・誠(まこと)のフットサル練習へ向かうため、育休中の母・紗枝(さえ)は戦場のようなキッチンでドタバタと準備に追われていた。夫の武志は仕事で不在。1歳の長女・莉子(りこ)はギャン泣きで足元にしがみつき、誠は玄関で急かす。大量の荷物と子どもたちを車に詰め込み、タイムリミットギリギリでグランドに到着するも、紗枝のHPはすでにゼロ状態。 コート脇では、手際よく動くママグループや、圧倒的なセレブ感と完璧なサポート力を誇る「完璧ママ」・瞳子(とうこ)が中心となって輝いていた。パサパサ髪に毛玉トレーナーの自分と比べ、罪悪感と焦燥感を募らせる紗枝。ぐずる莉子の対応に追われ、せっかくの誠の活躍シーンも見逃してしまう。 練習後、瞳子から落とし物のタオルを渡される際、「もっと見てあげたら伸びるのに、もったいないわ」と悪気のない(?)アドバイスをされ、メンタルが限界に達した紗枝は思わず冷たい態度をとってしまい、気まずい空気が流れてしまうのだった――。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/08/14
  • 現在の作品ママという鎧をまとって、今日も私は戦場に立つ