あらすじ
大学生でありながら実家の畑仕事をこなす青年・宗方士都(むなかた しと)は、雨の日に愛用の軽トラを走らせていた。
しかし一本道で、人間のような足が生えた謎の暴走AIかかしと遭遇! 恐怖で焦ってアクセルを踏み込んだ軽トラは、ガードレールを突き破り雑木林へと墜落してしまう。
「もっと長く生きて、童貞を卒業したかったよぉぉぉ!」という悲痛な叫びを残し、士都は意識を失った。
目が覚めるとそこは、宝石を散らしたように輝く美しき異世界の渓谷。
戸惑う士都の前に現れたのは、黒と緑の神秘的な瞳を持つオッドアイの少女・ミムだった。
「これとはなんだ」と自分を物体扱いするミムに「お兄さんと呼びな」と声を張る士都。しかし、滝の水面に映る己の姿を見て驚愕する。そこにいたのは、事故の傷跡も痛々しい**自分自身の愛車(軽トラ)だったのだ!
「俺、喋れるだけで軽トラになってる!?」
ショックを受けつつも天真爛漫なミムと過ごすうちに、喋れる相棒として心を通わせていく士都。
しかし、異世界の神様によってミムは大切な家族である「シューミ」の記憶を奪われてしまう。
士都はミムを乗せてシューミとの思い出の地を巡り、襲い来る敵の攻撃に身を挺しながら、少女の記憶を取り戻すため異世界を爆走する!