あらすじ

感情を、貸したり、預けたり、捨てたりできる時代。 《勇気 三十分五百円》 《自信 一時間八百円》 《恋心 一日三千円》 《幸福――入荷未定》 《感情レンタル店・月舟》で働くナギは、生まれつき感情が薄い。 ある日、店を訪れた一人の少女が尋ねた。 「死ぬのが怖くなくなる感情ってありますか?」 余命わずかな少女・ミオ。 彼女が本当に恐れていたのは、自分が死ぬことではなかった。 そしてミオは、ある感情を店へ預けることを決める。 幸福でも、勇気でもない。 ――《寂しさ》を。 感情は、苦しいなら捨ててしまえばいいのか。 悲しみも、寂しさも、誰かを愛した証になるのなら─── 感情をほとんど知らない青年と、死を目前にした少女が出会う、少し不思議な感情の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/08/14
  • 現在の作品感情レンタル店