あらすじ
「私」は、ある家族から、「手記」を託された。
その家族が辿った激動の人生を、その「手記」に基づき、記して欲しいと頼まれたのである。
1938(昭和13)年に「満州」で出逢った妙子(たえこ)と脩(おさむ)という男女は結婚し、その夫婦の間には、長男の博(ひろし)と、長女の敏子(としこ)が生まれた。
だが、その頃、戦争が激化し、この家族は、想像を絶する苦難の道のりを辿る事となった。
「私」は、その家族から託された「手記」に基づいて、その家族のそれぞれの激動の人生を綴る事になったのだが…?
「サザン小説」の「戦争4部作」の「最終回(完結編)」である。