あらすじ

俺の彼女、月島美月は売れないアイドルだ。 ライブの観客は二十七人。SNSのフォロワーは三千人ほど。 それでも美月は、いつか大きなステージで歌うことを夢見て活動を続けていた。 俺――高瀬悠真は、そんな彼女と高校時代から付き合っている普通の大学生。 ライブが終われば一緒にコンビニへ行き、俺の部屋でご飯を食べる。 美月はアイドルというより、どこにでもいる普通の彼女だった。 そんなある日、美月が何気なく投稿した一本の歌唱動画が突然バズる。 十八万再生。一万人のフォロワー。 そして、その勢いは止まらなかった。 テレビ出演、ドラマ、CM、大型ライブ――。 売れないアイドルだった俺の彼女は、少しずつ誰もが知る存在になっていく。 街中でデートすることも、一緒に大学から帰ることも、恋人だと公言することさえ難しくなっていく二人。 それでも美月の気持ちだけは、なぜか昔より重くなっていて――。 「百万人に好きって言われても、私は悠真の彼女だから」 これは、普通の大学生だった俺と、売れないアイドルだった彼女が、夢と恋の両方を諦めない物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/14
  • 現在の作品俺の彼女は売れない地下アイドルだった――半年前までは。