あらすじ

会社経営では成功しながら、馬主としては驚くほど馬を見る目がない冬野貴司。 その娘・夕貴は、小学生にして血統理論を語る、明るい競馬好きの少女だった。 家族四人の幸せな日々は、夕貴が治療法のない難病と診断されたことで一変する。 告げられた余命は、二年。 金で治せないのなら、持てる人脈も資金も知識も、娘に残された時間を幸せなものにするために使う。 生きた証を残したい娘は、競馬史にその名を刻むことを願った。 父娘が目を向けたのは、世界で一年に生まれる、およそ七万頭のサラブレッド。 その中から、クラシックGⅠを勝ち、繁殖馬として血統表に名を残し続ける一頭を見つけ出す。 これは、余命を宣告された少女の悲劇ではない。 前を向いて歩き続けた家族の、幸せな思い出の物語。 ※『遥かに煌めく、彼方の黄金』を読まれた方は5章と重複していますのでご注意ください

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カクヨム
カクヨム2026/08/14
  • 現在の作品余命2年の娘と、世界7万頭から選んだ馬