あらすじ

声による会話が失われ、思考が画面へ直接表示されるようになった未来。 人々は、比較や評価、他者との摩擦から逃れるため、「無関心」を選び続けてきた。 そんな時代に生きる私は、古い歴史小説の中に残された「声」に惹かれていた。誰にも聞こえない言葉を口にし、行き場のない感情を動物の絵としてノートに描き続ける日々。 傷つかない代わりに、誰とも深く関わらなくなった世界で、私はもう一度、自分の声を探し始める。 そしてある日、長い静寂のなかから、たった一つの音がこぼれ落ちる。

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カクヨム
カクヨム2026/08/13
  • 現在の作品声をなくした世界の中で