あらすじ
むしむしとする夏の夜、何の前触れもなくナイフの餌食になった坂木だが、有崎と出会った事で九死に一生を得る。
しかし坂木はただ助かったわけでは訳ではなかった。
坂木は有崎に助けられたことで永遠の命を手に入れ、何百年も昔から続く『鬼達』の世界に足を踏み入れてしまった。
常軌を逸する鬼共の世界に翻弄される坂木。
突然に永遠の命を持った自分の運命を呪い、鬼の世界に一歩ずつ足を踏み入れていくが、自分が永遠の命を持ったのとほぼ同時期にフィアンセの余命が幾ばくも無い事を知る。
永遠に生きる自分と、あと数カ月の命のフィアンセの間で、坂木の苦悩が始まる。