あらすじ
かつて現帝・蔡天祐の弟弟子にして右腕であった沈思源。敵国の捕虜となり、十年の時を経て帰還した彼は、再び天祐のもとへ置かれることとなった。しかし思源に与えられたのは栄誉ある地位ではない。
祖国を裏切った男として、狭い宮に秘され、ただ天祐の寵を受ける日々。そんなある日、思源は第三皇子・奕辰の教育係を命じられる。やんちゃで、これまで幾人もの教育係を手こずらせてきた皇子だった。師弟として過ごすうち、奕辰は思源を慕い、思源もまた彼を我が子のように慈しむようになる。
そしてその情はいつしか、師弟という言葉では収まらないものへと変わっていく。