あらすじ

八年前、父親の転勤で海外へ行った幼馴染・桜庭茜。「陸くん、絶対に忘れないでね」——そう言って泣いていた少女は、高校の教室で再会した瞬間、別人のような塩対応を見せてきた。 「別に、久しぶりでもなんでもないし」 そう言うわりに、隣の席になった初日から、彼女はなぜか毎日のように弁当を届けてくる。「作る量、間違えただけ」と言いながら、卵焼きには俺の名前が焼き印されている。 素っ気ない態度と、ちぐはぐな優しさ。誰の目にも「両想い」なのに、本人だけが頑なにそれを認めない。 八年前に交わした、子供の頃の結婚の約束。忘れたふりをする彼女と、思い出してしまった俺。文化祭の準備、すれ違い、そして落とし物のノートに書かれていた本音——素直になれない幼馴染との、じれったくて甘い再会の物語。

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エブリスタ
エブリスタ2026/08/12
  • 現在の作品八年前『結婚する』と言った幼馴染が、俺を睨みながら弁当をくれる