あらすじ

「君こそが僕の‘番’だ」ここは、竜族と人族が共存するアヴィリクタ王国。国の発展を陰で支えてきた竜族は、人族を遥かに凌ぐ力と叡智を持った尊き種族。彼らには、本能が導く「運命の番(つがい)」という定められた伴侶がいる。それは理屈ではなく魂が惹かれ合い、出会うべくして出会う、竜族にだけ与えられた特別な絆――王宮を離れ、新たな人生を歩もうとしていた元王女付き侍女・エミリ。彼女の前に現れたのは冷徹宰相補佐官と呼ばれる竜族・エルヴィオ。誰もが恐れるその男はなぜかエミリに優しく微笑み、手の甲に牙を立てた――それは竜族にとっての求愛、そして‘番’として選んだ証だった。自分にだけ向けられる異様なほどの優しさ、あまりにも一方的な好意―それは本心か、それとも何か裏があるのか…―戸惑いながらも、エミリは次第に気づいていく。彼の瞳に宿るのは、‘恋’では済まされない、もっと深く重い何か――すれ違いと謎を孕む、異種族間の‘運命の絆’。それは、愛すべきただ一人を選んだ竜族の、抗えぬ執着と初恋の物語。

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DMMブックス
DMMブックス2026/08/14
  • 現在の作品宰相補佐様の偏愛、初恋につき(単話)