あらすじ

邪馬台国は、二千年経っても住所が確定しない。荘園では節税スキームが国家制度を食い始め、戦国時代には地方支社長が全員独立。参勤交代では地方勤務なのに定期的な本社出勤を命じられ、明治維新では国家規模の組織再編。敗戦後にはGHQという外部コンサルが入り、バブルでは「土地の値段は永遠に上がる」と信じ、失われた30年では「もう少し様子を見る」を何十年も続ける。 学校では真面目に習った日本史も、少し角度を変えて見ると、そこにあるのは権力争い、派閥争い、制度疲労、先送り、成功体験への執着、そして空気を読む人々だった。古代から現代まで、日本史の事件や制度を会社、組織、人間関係に置き換えて眺める全75項目の風刺エッセイ。 これは歴史上の人物を裁く本ではない。なぜなら、彼らがやっていたことの多くを、私たちは今も名前を変えてやっているからである。というわけで、日本史二千年分の反省会を始めます。なお、再発防止については保証できません。

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カクヨム2026/08/13
  • 現在の作品【エッセイ】日本史という名の反省会