あらすじ
【その王女、天然につき――嘘は決して逃さない。】
魔法大国アステリア聖王国の第5王女、アリシア。
九人の兄姉と国王パパに溺愛され、蝶よ花よと育てられた彼女は、実技はからっきしだが「魔法理論」に関しては国一番の知識を持つ、ちょっと変わった探偵王女様。
ある日、学園の至宝『真実の黄金林檎』が消失し、容疑者にされたのは孤高の公爵令嬢ヴィオラだった。
アリシアは、胃弱で優しい担任で兄のユリウスに見守られ、専属メイドのセシル、専属護衛騎士カイルと共に、現場に残された微かな「違和感」を追い始める。
しかし、事件の背後には、常に無愛想な謎の特待生ルカの影がちらつき……。
「嘘をつくのは、誰のため?」
一つ一つの事件を解決するたび、アリシアは知らず知らずのうちに、王国を揺るがす巨大な陰謀の核心へと近づいていく……
愛され末っ子王女が、持ち前の知恵と勇気で「偽りの世界」を解き明かす、痛快ロイヤル・ミステリー、開幕!