あらすじ
二十歳という若さでルヴェリア王国の女王となったアリア・ルヴェリア。誰にでも優しく、愛嬌たっぷりな彼女は、国民や臣下から愛される人気者。しかし本人だけは、自分が大陸最強の剣士であり魔術師だということに気づいていない。
そんなアリアのもとへ届いたのは、大陸最大の帝国を治める皇帝レオンハルトからの婚姻の申し込みだった。
冷徹で感情を表に出さず、「氷の皇帝」と恐れられるレオンハルト。政略結婚のつもりだった彼は、初対面で無邪気に笑うアリアに出会い、少しずつ変わっていく。
「……君が笑っている方がいい」
なぜかアリアにだけ甘くなる皇帝に、臣下たちは困惑。
「あの皇帝が……?」
一方のアリアは、そんな周囲の騒ぎも知らずにほわほわ笑っている。
やがて二人は夫婦となり、皇帝の溺愛は加速。さらに彼女を慕う人々による秘密の会まで結成されて――。
最強なのに無自覚な女王と、彼女にだけ甘すぎる氷の皇帝。
二人の恋と、周囲を巻き込んだ溺愛の日々の物語。