あらすじ
▼ エルンからの最強無敵なアピールタイム! ▼
「こんにちは。私はエルン=アクセルロッド。最強無敵のギルド冒険者の超絶美少女(?)です!もしかしてこのお話、よくある『追放ざまぁ』だと思ってない?全然違いますから!この作品が他とどう違うのか、私が直々に説明してあげる!」
① よくある追放ものの「報われない裏方の男主人公」?
……私も王道ヒロインみたいにチヤホヤされたかったよ!
追放されて大逆転するのって、大体は裏方で苦労してた男の子でしょ?私だって超絶美少女なんだから、もっとヒロインらしく扱われたいのに!なのに現実は、29回も『便利屋』として理不尽にクビにされる始末!でも微塵も気にしないから。えっ、ポジティブすぎるって?ふふん、それはこれから本当の無双をするための壮大なフリなんだから!
② 令嬢ものによくある「イケメンからの溺愛」?
……私もイケメン公爵様に甘やかされたかったよ!
でも現実は甘くない!私の隣にいるのは、文句ばっかりでデリカシー皆無な全身黒ずくめのおじさんだからね!毎日口喧嘩してるけど、いざという時の息は……まぁ、ピッタリ?なのかな?誰か私にイケメンを紹介して!😭
③ 聖女ものによくある「騎士様からの安全な保護」?
……安全な場所で守ってもらいたい人生だった!
そんな上品な展開あるわけないじゃん!神聖さなんて欠片もない騒がしい仲間たちと一緒に、ヤバすぎる依頼に体当たりで挑んでいくドタバタな毎日なんだから!むしろ、みんな私のこと壁だと思ってるよ絶対!
④ 支援職ものによくある「すごいポーション作ってスローライフ」?
……すごいアイテム作って辺境でのんびりしたかったー!!
だからそんな暇ないってば!そもそも私にそんな知識ないし。後方支援どころか、私が最前線(?)に立ってどんな理不尽な攻撃も無力化して、仲間が勝つためのチャンスを作らなきゃいけないんだから!🛡️✨
「……え?29回も追放された底辺の『便利屋』のくせにって?むっ!それはこれから私が最強無敵になるための壮大なフリなんだって!……と、とにかく!詳しいあらすじは下を読んで!そして応援よろしくお願いいたします!」
▼ あらすじ ▼
「エルン。悪いがこれ以上お前とは一緒にいることはできない。今日限りで抜けてもらう」
――またか。
ギルド冒険者のエルン=アクセルロッドは、魔法から剣技まで見よう見まねで「何でもこなせる」がゆえに、突出した強みがない器用貧乏として扱われてきた。パーティーをシルバーランクへ昇格させるための都合の良い【便利屋】としてこき使われ、用が済めばあっさり捨てられる底辺の存在。
その追放回数は、なんと29回!
次に追放されるか、昇格までに依頼を失敗すればギルドをクビになるという絶体絶命の崖っぷち。そんな中、エルンは「組んだ者が必ず不幸になる」と恐れられるギルドの嫌われ者、通称【死神】の剣士ブレイドと最後のパーティーを組むことになる。
しかし、無能と蔑まれていたエルンには、本人すら自覚していない二つの神格スキルが隠されていた。
一つは、見た技を完全に再現する【形態模写(コピー)】。
彼女が何でもこなせたのは、この能力の片鱗だった。
そしてもう一つは、いかなる攻撃も無力化する【相殺の調停(キャンセラー)】。
だが、この強大な力には「相手と完全に同等の威力しか出せず、常に引き分けになる(自分からは絶対に倒せない)」という致命的な欠点があった。それこそが、彼女がゴブリンやスライムすら単独で倒せず『器用貧乏な便利屋』として29回も捨てられた真の理由だったのだ。
しかし、魔力と体力が続く限り決して崩れない彼女の「絶対的な盾」と、頼れる相棒の「最強の矛」が組み合わさった時、その欠点は最大の武器へと化す!
これは、29回追放された自称・超絶美少女が、訳ありの仲間たちと最強のパーティーを組み、自分を捨てた奴らを実力で見返して、本当の『最強無敵』へと成り上がる大逆転ファンタジー!