あらすじ

番鑑定で「該当なし」——番の該当者なし、と札を上げられた日の帰り道。冒険者ギルドの受付嬢ノーラを待っていたのは、話したこともないS級の狼獣人でした。「明日の朝、迎えに来る」。理由は、何も言わずに。 半獣人のノーラは番の香を出さない。だから「番失格」と呼ばれ、依頼査定の判断まで軽んじられてきました。それでも彼女は毎朝定刻に窓口へ座り、危険な依頼に差し止めの朱印を押し続けます。——その判断が、迷宮で死ぬはずだった十九人を救うまで。 嗤ったパーティ長も、番鑑定の権威も、台帳を書き換えた監査官も、ノーラは罰しません。記録を出すだけです。そして狼獣人のグレンは、毎朝ずっと迎えに来ます。「番だからじゃない。あんたが差し止めたからだ」 運命に選ばれなかった二人が、毎日の選択で互いを選ぶ話。第1部全30話・ハッピーエンド。 静かに効くスカッとと、切らさない甘さが好きな方へ。戦うのは剣ではなく書類です。

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小説を読もう2026/08/13
  • 現在の作品番失格の受付嬢ですが、獣人冒険者様が毎朝ギルドへ迎えに来ます