あらすじ
冒険者ギルドでは、報酬の高い依頼ほど早く奪い合いになる。
そんな中、依頼票を最後まで確認してから仕事を選ぶ男は、手に取った依頼を四人組の若手冒険者たちに何度も横取りされていた。
彼らは、男が条件のいい依頼を見つけ、それを自分たちが先に奪っているつもりでいる。
男は止めない。
受けたいなら好きにすればいい。
だがある日、男が初めて「これはやめておけ」と止めた依頼まで、四人は強引に奪ってしまう。
その依頼票に書かれていたのは――古竜グラディウスへの定期訪問補助。
報酬だけではなく、依頼内容も期限も備考も。
依頼票は、最後まで読んだ方がいい。