あらすじ

ダンジョンで死んだ探索者の、死亡保険金三億円。書類は完璧でした。——ですが、ご主人は魔物に殺されていません。 鵜飼遼、二十八歳。ダンジョン保険の損害査定人。戦闘力ゼロ、スキルなし、持っているのは約款と統計と現場の数字だけ。 S級クラン「アルゴス」が過去三年で出した死亡事故は十七件。そのうち十五件が、査定を素通りして支払われていた。 鵜飼は現場に降り、遺体の傷の形と魔物の攻撃力分布を突き合わせて、たった一行で三億円を止める。 「そのダンジョン事故、保険金は下りません」 ——一件ずつ嘘を剥がしていった先に、事故報告書の書式が全部同じだという事実が残った。誰かが、事故の作り方を配っている。 主人公は最後まで強くなりません。強くなるのは、剥がした嘘の数だけです。 第1部全30話・書き溜め済み。三億円の不払いが、どこまで遡れるかの話です。 数字で嘘が崩れる瞬間が好きな方へ。殴らないざまぁをお届けします。

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小説を読もう2026/08/13
  • 現在の作品そのダンジョン事故、保険金は下りません 〜戦えない査定人が、S級クランの嘘を数字だけで剥がします〜