あらすじ
あらすじ
世界は、一度滅びている。
遥かな古代、繁栄を極めた超文明〈カリュネア〉は、天より降る破滅によって歴史から姿を消した。
滅亡の直前、未来へ託されたのは十二本の聖遺剣《レガリア》。
そして、文明の最深部に封じられた謎――〈SANCTUM〉。
時は流れ、現代。
高校生・神崎蒼真は、ただ平穏な日常を望んでいた。
幼馴染の日向紗希と過ごす変わらない毎日。
繰り返し見る、白銀の剣の夢。
鍵を掛けられた父の部屋。
そして、教育実習生として現れた謎めいた女性――御影沙夜。
やがて蒼真の周囲で不可解な現象が相次ぎ、古代から続く組織〈黒狼(こくろう)〉の影が動き始める。
なぜ、レガリアは彼を呼ぶのか。
SANCTUMには何が眠っているのか。
そして、かつて世界を滅ぼしたものは本当に過去のものなのか。
少年が剣に選ばれたとき、数万年の時を隔てた二つの時代が再びつながる。
これは、滅びの記憶を受け継いだ者たちが、定められた未来に抗う物語。