あらすじ
遭難した。
めちゃくちゃ遭難した。
しかも学校一の美少女―――来夢凪絆(らむなずさ)とともに。
最悪だ。
修学旅行でクルーズ船に乗った時は学費を出してくれた両親に感謝した。
しかし、いまは生まれてきたことを後悔してる。
どうしよう。
来夢さんが怖い。
あの胸、あの腰、あのお尻、どう見ても凶器だ。
「あっ、月斗くん、日焼け止め見つけたよ! 塗って?」
「……」
この女、何考えてやがる。
言いたくはないが、俺は女体恐怖症だ。
だが、来夢さんには言えない。
だってそうだろうぉぉお!!!!!
まるで俺が四六時中女体を意識してるみたいでやじゃん!!
―――だから、俺が女体恐怖症であることは来夢さんにバレてはいけない……。