あらすじ
※この作品は漫画原作賞用に執筆したのでシナリオ形式且つ、応募規定に則って五話まで掲載しております。
※シナリオ形式ですが、漫画原作と言うことでコマ数も割り振ってあります。
※セリフの上に該当キャラ名が書いてあります。
・例
ひなた
「ありがとう」
※心の声についてはキャラ名+心の声で()ではなく「」を使っています。
・例
ひなたの心の声
「ありがとう」
・コマを振っているのは、漫画家がよりイメージしやすいようにと思ったからです。1コマの中に描いて欲しい情報が書いてあります。文字で読むネームみたいなものと思ってください。
【タイトル説明】
クマンゴナズと言うタイトルは、KUMA & GONERSをカタカナ英語にしたものです。
Rock & Roll と書いてロックンロールと呼ぶみたいなものと思ってください。
GONERS(ゴナーズ)は、生き残る見込みがない人や、計画が失敗してどうしようもなくなった状態という意味です。
【ジャンル説明】
ジャンルについてですが、設定上五話以降にホラー要素も強まる構成になっているのでホラーに分類させていただきます。
【あらすじ】
夏休み――
高校生の山田ひなたとクラスメイトたちは、同じクラスにいる映像制作系配信チーム「スペクタルズ」に率いられて、秋の文化祭で上映する映画を撮影するため、閉店したばかりの巨大ショッピングモール《リバーモール》へやって来た。
人気インフルエンサーとのコラボ。
憧れのヒロイン。
幼なじみへの届かない想い。
恋と嫉妬と劣等感。
一週間の撮影合宿は、彼らにとって最高のほろ苦くて甘い青春になるはずだった。
だが、接近する大型台風によって状況は一変する。
河川の中洲に建つモールは増水によって孤立。
通信は途絶え、唯一の脱出路である橋も水没し始める。
そして、モールの周囲を徘徊していたのは――二頭の子熊を連れた、人間を恐れないツキノワグマだった。
襲われる人々。
逃げ込んでくる招かれざる客。
隣接する動物園。
日に日に激しくなる雨。
しかも、熊に襲われた者たちの身体に、説明のつかない異変が現れ始める。
映画の中ではゾンビから逃げるだけだった。
だが今度は台本もなければ、カットをかける監督もいない。
熊、濁流、感染、そして閉ざされた巨大モール。
出口のない煉獄で、高校生たちの本物のサバイバルが始まる。
――果たして、この撮影から生還できる者は何人いるのか。
KUMA & GONERS。
熊と、もう助からないかもしれない奴らの物語。
【主要人物】
山田ひなた(17)……高校二年生。幼なじみのあやめに想いを残している。
花森あやめ(17)……ひなたの幼なじみ。今回の映画のヒロイン役。
黒咲咲人(17)……映像制作チーム「スペクタルズ」の監督・脚本・撮影担当。
碇龍之介(17)……スペクタルズの企画・交渉担当。
ミレイ(17)……人気女性インフルエンサー。スペクタルズとコラボ予定。
玲奈(25)……ミレイのマネージャー。
沢登博也(17)……クラスメイト。体育会系の陽キャ軍団の一人。あやめに告白しようと思っている。
黒岩(38)……旧車會リーダー。身長190センチの大男で仲間思い。
金田(33)……旧車會メンバー。短期で粗暴でウンコの時間が長い。
【舞台設定・補足】
・舞台は関東圏内の一級河川の中洲に建てられた廃モール。
・周囲に大手資本のライバルが乱立したために廃れた。
・中洲のモール建屋と駐車場部分は盛り土がしてあり、対岸へ渡る橋よりも3~4メートル高い場所にある。
・隣にあるふれあい動物園は盛り土がしてないために、橋とほぼ同じ高さに位置する。
・シナリオでは子熊表記にしてありますが、成獣になりたての熊です。この夏前くらいに親離れする予定だったのが、諸般の事情でずるずると親子三頭で元気に活動しています。
※シナリオ本文で上記設定について言及するシーンが抜けていたため、こちらで補足させていただきました。